★2017春季リーグ試合結果★


第1試合  3月8日 vs福岡工業大

チーム名
九州大
福岡工業大 ×
大西(8回)、吉村(1回)―田坂
◆戦評◆
雪の中迎えた初戦、相手は新チーム初対戦となる福岡工業大。
九大は3回4回と続けてチャンスを作るもあと1本が出ない中、6回塩盛の打席に敵失でようやく先制する。
しかし次の1点を取り切れない中、ここまで相手打線を散発3安打に抑えてきた大西が2本の長打を浴び内野のミスも重なって一気に逆転を許してしまう。
これで流れに乗った相手打線は8回にも交代したばかりの吉村を攻め立てさらに1点を追加。そのまま相手先発が125球完投し1−3で試合が終了した。
九大打線は四死球を8個勝ち取り毎回のように塁を賑わすも終わってみれば安打は大西の1本のみ。
次戦に向けて多くの課題を残すリーグ初戦となってしまった。



第2試合 3月27日 vs九州共立大
チーム名
共立大
九州大
大西(5回1/3)、吉村(3回2/3)―田坂
◆戦評◆
何とか勝率を5割に戻したい九大だったが、この日も厳しいゲームとなった。
初回、大西が3四死球と不安定な立ち上がりを見せ2点を奪われてしまう。
打線も4回までヒットが出ず、その4回に塩盛の内野ゴロでようやく1点を返す。
その後相手に1点を追加されるも2番手の吉村が好リリーフを見せ、両者拮抗した展開が続く。
九大は8回、無死1・2塁とこの試合最大のチャンスを作るも後続が内野ゴロに2三振とこの試合でもここ1本が出ず競り負けてしまった。
これ戦績は2連敗となり、決勝トーナメント進出には残り2試合全勝が最低条件となった。



第3試合 3月30日 vs九州産業大
チーム名
九産大
九州大
大西―田坂
◆戦評◆
過去2戦の反省を踏まえて打順を大きく改革し挑んだ第3戦、序盤から打線が爆発した。
九大は初回、大西が10球で相手打線を抑えるとその裏、森川の右越えエンタイトル2ベースと塩盛の右前安打で1死1・3塁のチャンスを作り田坂の中犠飛と黒木の右前適時打で2点を先制する。
さらに5回には塩盛の打席で相手のバッテリーミスから吉田が生還し1点を追加。
先発の大西は9回被安打2無死四球111球完封と前2戦を払拭するような圧巻のピッチングを見せチームは今季初勝利。
次の西九戦に決勝トーナメント進出の望みを繋いだ。



第4試合 4月9日 vs西九州大
チーム名
西九大
九州大 ×
大西―田坂
◆戦評◆
この日は好投手相手にわずか散発3安打ながらも小技や作戦が冴え渡り九大らしい野球で勝利した。
九大は初回、ヒットで出塁した森川を塩盛がしっかりと送り、次の田坂の打球を相手セカンドがエラーし1点を先制する。
6回にはまたもや田坂が相手のエラーで出塁すると黒木の内野ゴロの間に3塁まで進み、次の大西の打席で相手バッテリーにエンドランを外されるもタッチを潜り抜け生還。
7回には死球で出塁した吉田が次の山岡の打席で相手ファーストの捕球ミスの間に3塁まで進み森川の犠飛で生還と計3点をタイムリー無しで奪った。
大西は4回にタイムリーを打たれるも被安打4四球1計113球と粘投し2勝目。
これでチームは予選ブロックの成績を2勝2敗で終え、順位は他試合の結果待ちとなった。



順位決定戦第1試合 5月21日 vs九州工業大
チーム名
九工大
九州大 ×
(7回コールド)
大西(5回)、吉村(2回)―田坂
◆戦評◆
得失点差の関係で全国大会出場への望みは絶たれたものの個人タイトル等で重要な1戦となったこの試合、九大の『機動破壊』が炸裂した。
九大は初回に森川がヒットで出塁するとすぐさま二盗を決め、続く塩盛の打席で相手バッテリー間のミスを突き生還。その塩盛も中前安打で出塁すると田坂の右越え適時三塁打で生還し、さらに黒木の適時中前安打で1点を追加、この回4連打で相手先発の立ち上がりを捉え一挙3点を先制する。
続く2回にはこれまでの4試合で出塁率.571を誇る吉田が今期4つ目となる死球を貰い出塁すると、山岡と森川が相手のミスと四球で出塁し、その後またも田坂が中越え3点適時二塁打を放ちしっかりと4番の役割を果たす。
3回以降も九大は攻撃の手を緩めず、出塁した選手が次々盗塁を決めると田坂は4回にも犠飛を放ちこの試合4打点の大活躍。6回から交代した宮元も犠飛を放ちこの試合捕手陣で計5点を奪った。
先発した大西は5回被安打3無失点と試合を作ると6回から登板した吉村が伸びのあるストレートを軸に2回を完璧にリリーフし継投で相手打線をシャットアウト。
終わってみれば7回を8安打16出塁9盗塁の猛攻で相手を圧倒しコールド勝ちを決めた。



順位決定戦第2試合 6月18日 vs西南大
チーム名
九州大
西南大 ×
大西―田坂
◆戦評◆
春季リーグ最終戦、勝って気持ち良く終わりたかった所だったが、相手エースの前に打線が沈黙した。
九大は安打や四死球でランナーこそ出るものの盗塁やエンドランなどの策が尽く裏目に出てなかなか得点に結びつけることが出来ない。
すると8回にこれまで力投を続けてきた大西が四球から崩れて先制点を与えてしまう。
九大は最終回も代打策が不発に終わり完封負け。これで春季リーグのすべての日程が終了、戦績は3勝3敗となり、秋季リーグに向けて打力の徹底強化が必要であることを再確認した。





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